
AGA(エージーエー)は「Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)」の略で、思春期以降の男性にみられる進行性の脱毛症です。額の生え際や頭頂部から徐々に髪が薄くなっていくのが特徴で、髪が細く短くなりながら、徐々に進行していきます。
主な原因は、遺伝や男性ホルモンの影響と考えられており、早い方では20代頃から症状が現れ始めます。AGAは自然に治ることはなく、放置すると進行してしまうため、早めの対策が大切です。
当院では男性を対象に治療を行なっております。髪のボリュームが気になり始めた方や、抜け毛が増えてきたと感じる方は、お気軽にご相談ください。
AGA治療は、「抜け毛を予防する薬」と「発毛を促す薬」を併用して治療を行います。
単品での販売も可能ですが、基本的にはヴェラルティスMXとデュタステリドZAの併用治療を推奨しており、セット販売(例:3ヶ月分)でのご案内となっております。初回は1ヶ月から、継続は3ヶ月セットがおすすめです。
ミノキシジルを主成分とした発毛促進薬です。血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛包に栄養を届けることで発毛を促進します。
・主成分であるミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として使用されてきた薬であり、血管を拡張する作用があります。そのため血圧を低下させる働きがあり、その影響でめまい、立ちくらみ、動悸や頭痛などの循環器系の症状を引き起こすことがあります。
・使用開始2週間〜1ヶ月後に毛髪が抜けることがありますが「初期脱毛」といって効果が出ている兆候です。
・頭髪だけでなく、全身の体毛が濃くなることがあります。
・ヴェラルティスMXは国内未承認医薬品です。
・本製品は海外製(Sapphire Healthcare LLC社製)で、輸入業者を通じて入荷しています。
・本製品と同一の成分または性能を有する国内承認医薬品はありません。
・ミノキシジル内服薬は、自己判断での服用は推奨されておらず、医師の処方・管理のもとでの使用が必要です。
・特に心臓や肝臓に疾患がある方、高血圧や狭心症、糖尿病の方には注意が必要です。
ザガーロのジェネリック医薬品で、国内承認済みのAGA治療薬です。
男性型脱毛症の原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、テストステロンが5αリダクターゼと結合することで生成されます。デュタステリドは、この5αリダクターゼを阻害することでDHT濃度を低下させ、ヘアサイクルの正常化を促し、毛髪数を増加させます。
・男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンの生成を減少させることが原因で、性機能不全(勃起不全、性欲減退)や気分の落ち込みが起こることがあります。その他、治療開始から2ヶ月以内に一時的に抜け毛が増える初期脱毛が起こることがあります。